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この記事は、かちこの実際の体験に基づいて作成しています。そのため、自治体によっては名称や基準、制度等が異なる場合があります。ご自身の自治体ではどうなっているかをきちんと確認することをおすすめ致します。
こんにちは、かちこです!
この記事を見て下さっている、派遣社員から産育休に入られた皆さん。おそらく、派遣先の契約は終了済みですよね。
派遣会社の制度で育休はとれたものの、復帰する職場は決まっていない…実質、無職。そんななか迫る保育園の申込み。
不安ですよね〜〜!!
この記事では、かちこの実際の経験をもとに、次の復帰先が決まっていない、不安な育休中の元フルタイム派遣社員が、正社員と同じ点数で保育園の申請ができる方法をぜひ共有したいと思います!!!
派遣会社に確認し、産休直前の就労証明書を発行してもらう
自治体に問い合わせし、最初に提出した就労証明書と職場が変わっても決定保育園の取り消しにならないか確認する
入園後の「いつまでに」「何月付け」の復職証明書(最新の就労証明書)が必要か確認する
就労証明書と就労確約書、どちらで申請するか決める
STEP2で職場変更可だった場合は、複数の派遣会社に登録しておく
一時保育、ファミサポ、ベビーシッターに登録しておく
・事前の顔合わせが必要な場合は済ませておくこと!
2〜3月になったら派遣会社に派遣先紹介を依頼する
・同時に、2〜3月中に週2回程度、子どもの預け先を予約・確保しておく
・慣らし保育のおおよその期間を確認し、勤務開始日の目安を考えておく
復職証明書について自治体と勤務先に確認しておく
・ひとまずのんびりしながら保育園準備♡しながら、就労証明書の用紙も自治体でもらっておきましょう
すぐに勤務先に就労証明書を記入してもらう!
それでは、順番にご説明しますね。
この記事では、就労証明書に関するSTEP①〜④・⑧についてご紹介しています。
保育園の申請書類の中に、就労証明書というものがあります。その名の通り、勤務先を証明する書類です。
派遣先と契約終了している場合、この勤務先がありません。
再び同じ派遣会社で仕事を探すつもりだとしても、早くても実際に働き始める1〜2か月前にならないと派遣先紹介は難しい。
4月入園として、2月頃になれば紹介の依頼はできますが、4月入園のための就労証明書の提出は10月〜11月頃が一般的です。
働く気持ちはあれども準備が間に合わず、泣く泣く『就労確約書』…すなわち、『入園後○ヶ月以内に就職するつもり』という意思を示す「実質『無職』です」という書類提出を選ぶしかないですよね。
もちろん、点数はかなり低いです。
この時点で、わたしは
ほぼほぼ保育園に入れる
可能性を諦めていました。
ですが、ここで派遣会社に確認してください!
現在育休中のあなたは、あくまで派遣会社に所属している人間です。なので、産休に入る前の三ヶ月間の就労証明書、とれるんですー!
そうとは知らず就労確約書を握りしめて申請の窓口に行った私に丁寧に聞き取りをしてくれた職員さんが指摘してくださいました。
「派遣でお仕事されてたなら、就労証明とれますよ。それがあればフルタイムなら正社員と点数変わりませんよ。」と!
え、ええーー?!?!
完全に『休職中』で申請する覚悟だった私は必死に条件や何がどう変わるかを細かく確認し、申請締切りまで数日というところですぐに派遣会社に連絡し、急ぎで書類を用意してもらうことがてきました。
このとき窓口の職員さんに教えてもらわなければ、きっと保育園は落ちていたと思います。
次に、自治体に確認してください!
ここ超重要です!!!自治体によって異なるので、絶対絶対確認してください!!
「保育園が決まったあとに、事前に提出した就労証明書とは別の派遣先・就労先になっても、入園の取り消しにならないか?」です。
合わせて、『派遣元が同じなら派遣先が変わってもOKか?』『別の派遣会社で仕事が決まった場合は?』と、伝え方も変えながら繰り返し確認しておきましょう。窓口の方との認知のすれ違いで悲しい結果になっては大変です。
何人かの話をきいたところ、自治体によっていくつかのパターンがありました。
- 就労先・派遣先が異なると不可。入園は一旦取り消しの上、再審査
- 就労時間(フルタイム等)が同等であれば可
- 就労時間が異なっていても標準保育の基準内であれば可(短時間保育になる場合は再審査)
標準保育:
フルタイム、またはそれと同等の就労時間の場合の預かり時間 (8時〜18時まで等)
短時間保育:
パートタイム等、月の就労時間が標準保育の基準に満たない場合の預かり時間(9時〜16時まで等)
※自治体・保育園によって条件が異なります
これ以外にも、
あなたの自治体だけの
ルールがあるかもしれません!
たとえば「フルタイム」という言葉ひとつとっても、『もともと8時間勤務→7時間勤務に変わった』というだけでもNG、ということがあります(かちこもそう言われました)。この辺りはもう自治体の基準が絶対です。
また、この時点で『入園後の「いつまでに」「何月付け」の復職証明書(最新の就労証明書)が必要か』も確認しておきましょう。
「4月付けを4月中に」だと入園後すぐにでも書類の作成依頼が必要ですし、「5月付けを5月末までに」だと少し落ち着いて勤務開始日を設定することもできます。
そしてもしも『就労証明書と異なる職場で復帰の場合は決定通知の取り消し(審査のやりなおし)』という条件を提示された場合は、派遣会社に確実に4〜5月に就労できる先があるか確認が必要です。
ですが派遣社員を経験してるみなさんなら、そんな確約がもらえるわけがないとご存知ですよね〜!
だって派遣先との兼ね合いで
決まるんだもんね!
私の場合は、先程の職員さんが『同じ就労時間なら勤務先が変わっても問題ない』とわかっていたため就労証明書が有利と教えてくださいましたが、4月末には最新ものを再提出する必要がある、という点を注意するよう繰り返し念押しされました。
それでは、次の項目で、その注意するべきそれぞれの条件とメリットデメリットについてまとめてみます。
就労先が異なっても入園取消にならない道筋を確認できた場合、ここで改めて、どちらの申請書を使うかを自身で選択しなければなりません。
1:就労証明書で申請するメリット・デメリット
就労証明書で申請する場合
↓ なるべく入園までに復職先を決める。
↓ 入園後約一ヶ月以内(自治体により異なる)に新しい職場の就労証明書を提出する。用意できなければ入園済みでも入園取消(退園)の可能性。
- メリット :
保育園申請の点数が高いため、入園できる可能性が上がる - デメリット:
決まった後になんとしても4〜5月から始められるフルタイムの仕事を見つける必要がある
2:就労確約書(求職中)で申請するメリット・デメリット
就労確約書(求職中)で申請する場合
↓
入園してから約3ヶ月以内に落ち着いて仕事を探す
- メリット :入園してから、フルタイムに限らず落ち着いて仕事を探せる。
- デメリット:申請の点数がかなり低いので、そもそも保育園に入れるかわからない
どちらを選ぶかは自分の環境に合わせて決めること!
判断材料としては、地域性等もあるかと思います。
派遣先が豊富なエリア、または職種的にまあすぐに決まるだろう…と、同じ派遣会社で復職できる可能性が高かったり自信があるなら1の就労証明で突き進みたいところです。
だけど、どちらかといえばすぐには難しいかも、むしろ心配だわ!という場合は、2の就労確約書を選択して申請する方向の検討も必要かもしれません。
また、待機児童が少なく、どこかしらの園には入れるだろう…という状況なら、自分を追い詰める必要のない2を選ぶ方が負担は少ないと思います。
私は、そもそも保育園に入れなければ仕事も探せない+激戦区であることからまずは保育園に1歳4月入園をすることが最大の目標だったので、何が何でも仕事を決める覚悟で就労証明書で申請しました。
まずは保育園が
決まらないことには
仕事探しすらできませんから!
- STEP⑤複数の派遣会社に登録しておく
- STEP⑥一時保育、ファミサポ、ベビーシッターに登録しておく
- STEP⑦2〜3月になったら派遣会社に派遣先紹介を依頼する
育休明けの転職は、おそらくは大変です。
派遣の面談に慣れている人ほど、子持ち&入園直前の厳しさを目の当たりにするかもしれません。
せっかく『無職』ではなく、有利な状態で保活をすすめることができるのですから、早い段階から準備をしておきましょう!
仕事探しのためにしておきたい準備(STEP⑤⑥⑦)の詳細をこちらの記事にまとめましたので御覧ください。
↓↓↓
お疲れ様でした〜〜!!!
ヤッターーヤッターーばんざーーーい!!!と喜びましょう!♡♡
でもまだ油断は禁物です!
新しい勤務先に書いてもらう就労証明書を用意する
今のうちに、新しい勤務先に記入してもらうための就労証明書を、自治体に行ったりダウンロードして用意しておきましょう。(実を言うと私は入園申込みのときに余分にもらっておきました。)
就労証明書記入の依頼先と返却期間の確認をしておく
そしてもし可能ならお仕事開始前に、就労証明書をお願いする部署と、返却に何日くらいかかるか確認しておきましょう。
それが難しければ、仕事が始まったらすぐに担当部署に就労証明書の記入をお願いしましょう!
会社によっては『別拠点の総務課に送って返送待ち』等で予想より時間がかかることがあります!(一週間とか…)
この時期の総務や担当部署はこの手の書類作成に追われて大忙しです。
入ってすぐに頼みづらい…なんてこともあるかもしれませんが、ギリギリでお願いして「一週間かかるよ」なんて言われると、めちゃ焦ります!
早め早めに依頼して、自治体への提出期限に間に合うように注意しましょう!
自治体への提出方法を確認しておく
また、自治体への提出方法も事前に確認しておきましょう。保育園経由だと楽チンですが、郵送や持参といったパターンもあるかもしれません。
仕事が始まると、たったこれだけのこともなかなか時間を作るのが難しくなる可能性があります。できる準備はしておきましょう!
そしてここまできたらまずはひと安心です!!
慣れない仕事に慣れない保育園生活、引き続き色々と大変だとおもいますが、まずはここまでやりきったご自身を褒め称えてあげてくださいね!!
入園前に「別の派遣会社、または別の就労先で決まった!けど、出しておいた就労証明書で保育園の決定通知が無事届いたし、ヘタに職場が変わったことを伝えたら色々面倒なことになるかも…」なんて考えでそのままにしておくのは絶対にNGです。
入園のときに改めて、自治体ではなく園に直接提出する書類の中に、勤務先を記入する欄が必ずあります。
子どもの急な発熱等での緊急連絡先にもなるため、正しい情報が必要です。
そこで自治体との相違があると、すでに入園済みでも入園取り消し(退園)になりかねません。
事前の相談があればまだしも、故意の不正に対しては厳しい対応をとられます。
そうならないためにも、必ず事前に確認し、不正を行わないようにしましょう。
ここまでお付き合い下さってありがとうございます!
保活だけでも大変なのに、同時に就活もしなければならない…不安ですよね。
私は3月に入ってやっと仕事が決まったとき、初めて心から保育園が決まったことを喜べた気がします。
これから同じ経験をされる方へ少しでも助けになれば私の経験も報われます。役立つ箇所があれば嬉しいです!
大丈夫!保育園ライフはきっとすぐそこです!頑張りましょう!!
とはいえ、根詰めず、追い詰めず、休憩しながらお子様との時間を過ごしてくださいね。
良い結果が得られますように応援しています♡♡
STEP⑤⑥⑦の仕事探しについては、こちらの記事をごらんください!↓↓
同時進行でおこなう保活については、こちらの記事をどうぞ♡↓↓