小規模保育園に通った経験から、その魅力とメリット・デメリットを熱く語ります

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この記事は、かちこの実際の体験に基づいて作成しています。そのため、自治体によっては名称や基準、制度等が異なる場合があります。ご自身の自治体ではどうなっているかをきちんと確認することをおすすめ致します。

かちこ
かちこ

こんにちは、かちこです!

保育園探し、いわゆる保活まっ最中のあなたへ。

いろんな保育園があるけれど競争率が高くて入れるか不安…それにしてもこの小規模保育園って何かしら?何が違って一体どんな園なのかしら…?部屋がせまい?園庭がない?お友達が少ない?なんだかかわいそう…?

そんな不安や心配をかかえていませんか?

実は、乳幼児期の子どもにとって、メリットたーーっくさんの小規模保育!

私は自分の子どもを小規模模保育園に通わせることができて、ホントに良かったと思っています!!

この記事では、実際に小規模保育園に子どもを通わせた私の体験談を中心に、小規模保育園の魅力、通わせるメリットとをギュギュッと詰め込んでお伝えしたいと思います!!

小規模保育園とは?

小規模保育園は、『地域型保育施設』にあたります。通常は認可保育園で、0歳〜2歳までが保育の対象です。

4月の時点で2歳であれば年度中に3歳になっても年度末の3月まで在園できます。5月に3歳になった子も翌1月に3歳になった子も、3月に一緒に卒園しました。

保育園には下記のような種類があります。

保育園の種類
  • 公立保育園
  • 民間保育園
  • 認定こども園
  • 地域型保育施設(小規模保育園)
  • 認可外保育園
  • 企業型保育園

うちの子は早生まれで、0歳4月入園は絶望的でした。そのため1歳入園を目標にしていたので、小規模も視野に入れて探すことにしました。

小規模保育は通常保育園とどう違うの?

一般の公立・民間保育園は、0歳から5〜6歳になる小学校入学までの期間通うことができますが、小規模保育園は前項でもお伝えした通り、0歳〜2歳までが保育の対象です。

そのため3歳になった年度の3月末で卒園しなければなりません。その後、改めて別の保育園や幼稚園に入園するための手続きが必要となります。

また、一般の認可保育園は定員が20人以上と定められていますが、対して小規模保育は6人〜19人以内と決まっています。

小規模保育園のいいところ(メリット)

かちこ
かちこ

この記事でいちばん伝えたいことはここです!!!

第2希望で通った園ではありましたが、もし過去に戻って保活をやりなおすことになったとしたら、最初から小規模保育園を第1希望に選びたいと思っているくらい満足しています。

そんな、小規模保育園に通わせて良かった!!と感じたことをご紹介します!

  • 保育士さんに思う存分甘えられる!!
  • 家族のように安心して過ごせる!!
  • 常に子どもに先生の目が届く!!
  • 先生との愛着形成がバッチリ!!
  • 保護者へのフォローも手厚い!
  • 親子ともに、細やかに対応してもらえる!!

おそらく『小規模保育園』で検索すると、『家庭的な保育の環境が得られる』…という記載が多いのではないかなと思いますが、本当にその通りです。

かちこ
かちこ

毎日、親戚の集まりに出かけていくような感覚でした。

おじさんおばさん、おねえさんおにいさんが居て、みんなが自分と遊んでくれてご飯とおやつ食べさせてくれて、お友達と遊んで歌って踊って散歩して…

同い年の子が5〜6人な上に、ほぼ全クラスが同室で過ごすような環境なので、本当にみんな兄弟のようでした。ひとつ上のお兄ちゃんお姉ちゃんがお世話やいてくれたり、自分が赤ちゃんのお世話をしてあげたり…そんな様子を見られるのも少人数ならではです!

かちこ
かちこ

人数が多い園だと、他のクラスとの交流が少なかったりしますよね。

そして、2歳児までは園児の人数に対して必要な保育士の数が3歳以上のそれよりも多いので、本当によく目が行き届いてくださいます。6人に対して2〜3人の先生が常に一緒にいてくれます。なので泣いたらすぐ抱っこしてくれるし、笑っても相手してくれるし、接触も会話も、子どもが望めば反応が得られる、望んでなくても声をかけてもらえるという環境で、先生との愛着形成もバッチリ育まれていたと思います。

かちこ
かちこ

保育室がそんなに広くないかわりに、

どこにいても子どもの視界に先生がいる&手が届く安心感!

十二分に相手をしてもらえたおかげで子どもがとにかく懐いていましたし、気持ちも満たされて安定していました。

正直、親よりも一緒に過ごす時間が長い保育士さん。クセも性格も把握してくれていて、なんなら親の性格や気にしがちな点までも把握してくれていて、朝晩の報告にもたっぷり時間をとってくださり、連絡帳もぎっしりでした。

小規模保育園の困るところ(デメリット)

小規模保育園が親子ともに大好きだった反動で迎える苦難…そしてデメリット。

それは、『3歳で卒園』ということです。

大好きな先生、大好きな環境、大好きなお友達…。基本的には、もう会えなくなることがほとんどです。保育園はいろんなエリアから通っているので、また同じ園になったり学区が同じだったり、ということは少ないというのが現実です。

かちこ
かちこ

ほんっとに悲しい!

何より、子どもに別れを悲しむ感情が既に備わっているので、見ていてもやはり辛いです。卒園に向けて先生方からも、もうすぐお別れ、新しい環境…と伝えてくれますし、お別れ会もするし、なんなら卒園式だってするけれど、実際には最終日の時点でも子どもは半分も理解していません…。

なので、毎日当たり前のように会っていた家族に明日からいきなり会えなくなる。我がもの顔で走り回っていたお部屋に入ることすらできなくなる。なんで????と、子どもは戸惑いが隠せません。

そして早ければ翌日から通常保育園への転園。

見知らぬ場所で、お友達の数がイッキに増え、これまでのように自分にばかり注目してもらえません。自分の性格をよくわかってくれてた先生はもういないので、望むようなフォローを受けることも甘えることも難しくなります。

新しい環境に慣れるのが早い子もいるでしょうし、なかなか馴染めず、数ヶ月ひきずる場合もあるようです。

かちこ
かちこ

かちこの子は、まさに数ヶ月ひきずるタイプでした…

見ていてとても辛かったです。

そうなると、「最初から人数の多い園で過ごさせてあげれられてたら、そんなギャップに子どもが苦労することもなかったのかもしれない…」と罪悪感に苛まれたり、あんなにお世話になった小規模保育に通わせたことに後悔してしまったり、なんて場合も起こり得ます。

そして親としても、乳幼児期から毎日我が子を見てくれていた先生に明日から頼れなくなるという事実は、かなりの喪失感でした。

3歳で卒園。それまでに転園のための再保活という現実

それともう1点、親にとっての現実的なデメリットとして、転園のための再保が必要になります。

やることは最初の保活と全く同じです。情報収集、見学、書類の作成、申請、結果発表…すべてをもう一度やり直すことになります。ここで落ちたらいきなり待機児童になり、勤め先や今後の生活がどうなるか…??卒園前の10月頃から、寂しさもそこそこに、そんなストレスと戦い続ける事に。

かちこ
かちこ

とっても胃が痛かった…

小規模保育の卒園児は、直後の初回の申請のみ加点がつきます。なので一般の申込者より有利なことは間違いないですが、同じタイミングで小規模保育の卒園加点を持ってる親がたくさんいるという点では、希望の園に入れる可能性は高いとは言えません。

かちこ
かちこ

私も第一希望の園には入れませんでした。

小規模保育園に通う最大のデメリットはここだと思っています。

核家族・ワンオペ親こそ小規模保育園を選びたい!

私がとにかく小規模保育園でありがたいと思っていたのは、ワンオペ育児をしていたからかもしれません。

慣れない土地で近くに親や親類がなく、夫は激務で、とにかく孤独だった育児。園児がたくさんいる保育園だったら、親との関わりもそこまでもってもらえなかった可能性もあります。

『自分以外に我が子をよく理解してくれる人がいる』

『そんな相手に頻繁に相談する機会がある』

『一緒に子育てをしてくれている人がいる』

このことに、どれだけ救われたかわかりません。私にとっても、何よりも頼りになる家族でした。

なのでもし、近くに頼れる人がいなかったり、同じような境遇の方がいたら、ぜひとも小規模保育園をオススメしたいです。

最後に…

ほぼほぼ私の経験に基づく体験談をメインにご紹介してしまいましたが、小規模保育に対するプラスのイメージに繋がれば嬉しいです。

もちろん園によって、環境や方針は様々だと思います。園長先生や保育士さんと合うか合わないか、等もあるでしょう。ですが、大切な乳幼児期に、先生と園児が密に関われる、という点においてはおおよそ同じなのではないかと思います。

さいごに…卒園間近の面談で、先生に言われた言葉があるのでご紹介します。

「ママがいちばんなのは勿論ですけど、その上で、息子くんをここまで育ててきたという自負が私にもあります。とてもいい子に育ちましたね。」

かちこ
かちこ

せ、先生〜〜〜〜〜!!!!泣

それを聞いて、私はワンワンと泣きました。先生も泣いてくれました。今思い出しても泣けてきます。

『育てた自負がある』と言えるほどに、保育士さんにとっても子ども一人ひとりと密接に関わってこられた環境だったんだなと実感し、小規模保育を選んで良かったと心底思えた出来事でした。

以上、小規模保育園に通った経験からメリット・デメリットを熱く語りますの記事でした!

保育園選びの参考のひとつになれば幸いです。あなたとお子さんにとってよい保育園に出会え、通えますように!

かちこ
かちこ

応援しています!!