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この記事は、かちこの実際の体験に基づいて作成しています。そのため、自治体によっては名称や基準、制度等が異なる場合があります。ご自身の自治体ではどうなっているかをきちんと確認することをおすすめ致します。
こんにちは、かちこです!
この記事では、実際に保育園の見学をしたときに確認しておきたいこと、質問したいことなどをご紹介します。
初めての保育園!どんなところを見ればいいの?!って、ドキドキですよね〜!!未知の世界ですもの。
しかも、「保育のことなんて何もわからない自分がプロの先生にあれこれ聞くなんて失礼では…?」なんて気になっちゃいませんか?
でも大丈夫です!その点の不安も払拭しつつ、ひとつずつ説明していきますね。
実は私、なーーーんにも質問の準備もせずに行ってしまったので、逆に先生から「もっと聞きたいことはないんですか…?」と心配されてしまい…。
すみません何きいていいのかわかりません…
こういうとき、何を聞けばいいんでしょうか…
皆さんどんな質問されてるんですか…??
と逆質問をして困らせてしまったというとんでもない保護者です。
当時の私としては、『保育はおろか育児も手探りの状態、保育に求めることも思いつかない、むしろ教えて下さい、うちの子と私を助けてください…!!』という、保育園の先生にすがるような心境でした。
なので今回ご紹介する内容、実を言うとわたしは質問してません!
実際に登園してから「聞いておけばよかった〜!」と思ったことをピックアップしてみました。
基本的には、入園が決まったら事前説明会で教えてくれることがほとんどだと思います。なので、ご自身が「その前の園選びの時点で重視したいかも…」という点を参考にしてください!
(なお、「園の特色や保育方針」等については、この記事では割愛しています!)
ベスト15?!そんなにあるの〜?!と思われるかもしれませんが、あくまで案ですので、こだわらない点は飛ばしてください!
それから、たとえば「気になるんだけど聞きづらい…」なんてときには
「保育園に通わせてる知り合い(かちこ♡)から、聞いておくと安心だよ〜って言われたんですが、〇〇ってどんな感じなんですか…?」
といった感じで切り出せば自然な感じで聞き出せるかと思います!
『知り合いのかちこ』、どんどん登場させちゃってください♡
私はなーーんにもこだわりが無かったのですが、入園が決まってから「これどうなっているんだろう?!」とか、その時になってから「そうだったのかー!」と思うことが次から次へとポロポロと出てきたので、その経験も踏まえてご紹介しますね!
それでは、順番に見ていきましょう〜!
1:お迎えが遅れた場合の延長保育のシステムを教えて下さい!
いきなりか!と言った感じがしますが、ここはかなり重要です。
そもそもなぜ保育園に預けるかって、お仕事するからですよね。急な残業、電車の遅延、交通渋滞等々…遅くなる可能性なんていくらでも思いつくのではないでしょうか。
私は(また別項でお話しますが)就活と保活を同時に行っていたため、復職してからの通勤時間や残業の有無、子育てに理解があるか等、予想がつきませんでした。なので、あらゆることを想定して、これだけは確認しまくりました。
保育時間は、自治体に提出する『職務経歴書』等の申請書類で通勤時間等を考慮し決定されます。
その時間に間に合わない場合どうなるかをきちんと確認しておきましょう。
私が見学した保育園や、他の保育園に通わせてる保護者から聞いた話だと、だいたい以下のパターンが多いようです。
- 延長料金がある。「15分毎に100円」「1時間以内なら800円」等
- 延長は最大30分まで可。それを超えてしまう頻度が多いようだと、退園の可能性あり
(めっちゃ怖くないですか?!これだけで私は候補から外しました) - 前日までに連絡すれば、閉園時間までは延長可。当日いきなりは応相談、等
退園をほのめかされたのはめちゃくちゃ怖かったです。厳しく言っておかないとどんどん遅くなって保育士さんたちに迷惑をかける、と頭ではわかってはいるのですが、万が一そうなってしまった場合の不安が大きすぎて…。
「急な残業とか電車の遅延とか、当日いきなりの場合は…?」と聞いても、「そのときになったらご相談ください」と、あくまで事前に「大丈夫」とは言わないスタンスをつらぬく園もあります!
「すみませんお先に失礼します…」と謝って退社したのに、
保育園でまた「すみません遅れました…」と謝って…
って、想像するだけで辛いですよね…泣
ちなみに、かちこの子が今通ってる保育園は延長料金タイプです。お財布的には痛いですが…
先生に「遅くなっちゃって…」と言うと「ぜーんぜん大丈夫です!300円でーす笑!!」とあっけらかんとしてくれるのでとっても助かります♡
余談ですが、1分でも超えると徴収される園もあれば、5〜10分くらいならノーカウントというところもありました。(先生個々人の温情の場合もあるので、ここについて深掘りするのはやめておきましょう…)
2:預かり時間より早く到着した場合の受け入れについて教えて下さい!
登園時間が厳格に決まってる園があります!
なので、決められた時間より早く着いたときに受け入れてもらえるか、確認しておくと安心です。
登園時間がゆるゆるだった最初の園の後に転園した先でのできごと…
ある日、決められた登園時間より5分ほど早く着くと「まだ時間前なのでお待ち下さい」と断られ、ぐずって騒ぐ3歳を抱えながら5分ほど突っ立ってた事がありました。めちゃくちゃビックリしました。
これは困ったぞ!!と、「今後のことを考え登園時間をあと10分早くに変更したい」とお願いしてみたところ、「申請された通勤時間で決まってるので変更できません」と厳しい回答が…!
これは本当で、入園時に決定した預かり時間は、あとから気軽に変更できません。
こんなに厳格なら、通勤時間を10分くらい多めに申請しておけば良かったと後悔しました。
幼児との登園は一筋縄ではいきません。日々、幼い我が子と一緒にお出かけしているみなさんなら想像つきますよね。
なので、予定より多少早くても、準備ができて本人が出発する気満々ならこれ幸いと出発すると思います。
「あと5分してから出発ね〜★」なんて言おうものなら、その5分間ですっかり気が変わって靴を脱ぎリビングに戻り服を脱ぎ始め…机にしがみついて出発できない!なんてことがザラにあるからです。
5分〜10分早いくらいなら
普通に受け入れてくれる園は
本当に助かりました!
ですので、念の為、確認しておきましょう〜!
3:土曜日保育の条件について教えて下さい!
ここも園によって様々です。こんなパターンがあるようです。
- 前週○曜日までに申請すれば理由問わず可
- 土曜日は保育士が少ないため定員あり。事前相談の上、重要度高ければ対応可。
- 土曜日出勤の就労証明書、またはシフト表等を提出すれば可
- 通院等の事情があれば応相談で可
- 仕事以外の理由は例外なく不可
私は小規模保育に通ってたときは、通院等で土曜日預かってもらえる環境がありがたかったです。
転園後は土曜出勤の証明書が必要で通院等は対応不可になったため、そこで初めて園によって違うんだと気付きました。
4:慣らし保育の期間について教えて下さい!
見学した保育園、全て「慣らし保育の期間はその子の状況に応じて判断します」との説明でした。
が、『その子の状況に応じた判断』が各園ともにバラバラだったんです!!
- A保育園
初日は1時間。2日めは給食まで。
最短3日めからフルタイム預かりOK - B保育園
初日は2時間。2日めは給食まで。3日めはお昼寝〜おやつまで。
最短4日めからフルタイムOK - C保育園
初日は1時間。2、3日めは給食前まで。4、5日めは給食まで。
翌週以降は15時までで数日間様子見しながら担任が大丈夫と判断したら園長の許可を取り、書類に親がサインし、初めてフルタイムOK - D保育園
0歳児は最短10日間は半日預かりのみ。
その後、段階的に預かり時間を増やし、フルタイムまでの目安は2週間
A、Bのように、フルタイム預かりまでの最短ルートを示してくれるケースと、Cのように全く先が見えないケースがあります。
育休中であれば問題ないですが、4月から仕事復帰だとCパターンの場合なかなか大変…というか結構悲惨です。(かちこは悲惨でした!!泣)
慣らし保育が必要な『その子の状況』というのが「対処できないくらい泣いて預かれない状態」を指すのか、「園生活はできるけどまだ緊張してる様子」を指すのかで園と保護者の認識のズレが生じる可能性があります。
子どもにとって重要な慣らし保育期間を親子ともにストレスなく過ごせるためにも、事前の確認は必要だと思いました。
『一般的にMAXでどのくらいで終えられるか?』と
先に確認しておかなかったことを一番後悔した項目です…
親にとってはもどかしい慣らし保育期間ですが、0・1歳児にとって環境の変化によるストレスは『命に関わるくらい大きな出来事』と言われているそうです。そのため、預ける時間を徐々に長くしていく過程で「保護者じゃなくてもこの人と一緒なら安心」と思える、子供の安心をつくるための時間です。
保育園はあくまで子どものための場所であって、親へのサービス施設ではないことを念頭において職場との調整を行いましょう。
必須ではないけど知ってると安心!
5:連絡帳はありますか?3歳以降もありますか?
これも園によって様々です。以下のようなパターンがあります。
- 0歳〜年長まであり
- 0歳〜2歳まであり、年少以降は出席帳のみ
- 0歳〜2歳まであり、年少以降はなし(当日の保育の内容は掲示板でお知らせ等)
だいたいの園が、2歳までは連絡帳ありというのが多いようです。
それもそのはず、ミルクの時間、おしっこ・うんちの回数、食事の内容(完食度合い)、園の様子、家での様子等…
まだ幼いうちは詳細に伝え合うことが多いからですね。保育士はもちろん、親からもたくさんの連絡事項の記入欄があります。
異なるのは年少以降です。
登園時は慌ただしく、お迎えの時間に担任の先生がいるとは限らず、口頭でのコミュニケーションは思うように取りづらいです。
なので、「なし」や「出席帳のみ」の場合は、ちょっとしたことを質問したり伝えたり…ができなくなるので私は不安でした。
連絡帳がなくなる場合は、相談したいことがあるときはどうすればいいのか、追々でもいいので聞いておくと安心です。
年中にもなると自分で今日あったこととか話してくれるので不要かもしれませんが、
早生まれということもあり年少時はまだまだ心もとなかったです!
6:布団やおむつ等の持ち帰りはありますか?
こちらから質問しなくても、おそらくは説明される項目です。もし選べるなら、(最優先の条件ではないにしても)持ち帰りの無い園を強くおすすめします!!
- おむつ持ち帰りあり
- おむつは園で処分、持ち帰りなし
- 布団は園でコットという簡易ベッドを利用するため不要
- 布団一式、毎週持ち帰りあり
- 布団は園で消毒乾燥する。週ごとの持ち帰りなし(年度初めに持参し、卒園時に返却)
車での登園ならおおきな問題ではないかもしれません。が、徒歩・自転車でふとんの持ち帰りは本当に過酷です!!
ふとんを抱えて、チョロチョロする子どもを引っ張って… さらにオムツの袋まで下げてると、もうイヤー!と、道路に布団ひいて寝転がりたくなりました。
7:園外での活動(散歩、近くの公園での遊び等)はありますか?その頻度は?
園庭があるかないかによっても変わってきます。大きくはこのパターンでしょうか。
- 園庭あり。外遊びは園庭のみ( 年に数回、課外活動として近隣のケア施設との交流等)
- 園庭なし。毎日、園外への散歩・公園遊びあり
- 園庭あり。基本は園庭遊びしつつ、週1回程度園外への散歩・公園遊びあり
うちの子はすべて経験しました。やはり公園遊びはテンション上がるようです。
公道の散歩は不安…なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、安全な道を歩きつつ、交通ルールも覚えたりするので私はとてもありがたかったです。
親がいくら教えても聞かないことでも、
先生や友達と一緒だと学ぶんですよね…笑
8:園内では裸足?上履き?
はだし保育が理想な方は要チェックです!
上履きありの場合は、先走って用意すると後から指定があり買い直しの可能性があります笑!
9:保育中の様子を知る機会(写真や保育参観等)はありますか?
写真がある場合、いろんなパターンがあります!お金がかかるパターンとかからないパターン…。
- 日常の写真を撮っていて、定期的にプリントしてくれる
- 日常の写真を撮っていて、共有サイトで定期的にアップしてくれる
- 遠足やイベント時のみ写真を撮って、張り出して購入できる
- 日常の写真を撮っていて、フォト購入サイトから購入できる
保育参観は年に一度はあるのではないでしょうか。私はコロナ禍ということもあり、直接の見学は一度しかできませんでした。とても悲しい…。
やはり日常生活を垣間見える環境があると、安心です。
10:保育料以外の実費予算はどのくらいですか?
給食費、保護者会費、絵本代、遠足代、バス代、年少以降は、鍵盤ハーモニカ代、教材費(お道具セット等)等々…意外と…かかる場合があります…。
民間保育ではカリキュラムが充実しているとその分費用も多かったり、公立保育園でも(私立なら園が用意するようなものでも)持参品が意外と多くて結構な額になったり…色々です。
また、3歳以降に制服になる等の場合は、その予算も聞いておきましょう。
出費の…心構えをしておきましょう…。
11:実際の保育の様子は見学できますか?
これはぜひ!聞きましょう!おそらくは見学カリキュラムに入ってるとは思いますが。実際の園児の様子が見られると、自分の子が入園した後のイメージが湧きやすいです。
ニッコニコでこちらの様子を伺ってくれる園児たちの園もあれば、「ん?誰かきたな…」ってチラチラこちらを見ながらも先生の話をきいている…といったような、言葉にはできませんが漠然とした『園の雰囲気』が感じられます。
12:(お昼寝時間なら)お昼寝の様子は覗けますか?
これも聞けそうなら聞いちゃいましょう!
お昼寝の様子が見られると、自分の子が入園した後の妄想がふくらみます。ではなくて、イメージが湧きやすいです。
みんながどんなお布団使ってるのかもわかって、準備する際の参考になります。
13:見学中、保育士が子どもに話しかけてくれるか?
これは質問する内容ではなく、見学する際に気にしておきたい点です。
大前提として、見学中は保育士さんにとって保護者に説明や案内をする時間です。
ですが、例えば最初に挨拶したときに子どもにも挨拶してくれたり、途中、頻繁に子どもに声をかけてくれたり、帰りに「待ってるね!」や「いい子にしてたね!」等の声をかけてくれたりする保育士さんには安心して子どもをお任せできます。
反対に、最初から最後まで保護者とだけ会話し、子どもに目配せもなく、笑いかけたりということもなく、そのまま解散…だった場合、保護者対応に神経を張りすぎていて余裕がないことがうかがえるし、「この保育士さんは子どもとどう接してくれるのか…?」というイメージが持てにくく、入園後の不安要素になりました。
かちこは両方経験しましたが、見学の際に感じた安心感と不安感は、入園後もそのまま同じように感じました。
(※複数人数での合同見学会だった場合はこの限りではありません!)
3歳以降の転園を見据えて聞いておきたいことです。
14:お箸は使いますか?何歳から?
こちらは園の方針によって異なります。
- 年長(卒園)まで使用しない。スプーン、フォークのみ
- 2歳からお箸の練習を取り入れ、3歳からお箸とフォーク・スプーンを並行して使う
- 2歳からお箸の練習を取り入れ、3歳から基本お箸のみ
- (小規模保育園)卒園の半年ほど前から、お箸の練習を取り入れる
- (小規模保育園)お箸は使用しない
この質問を特にしておきたいのは、小規模保育に通わせる可能性がある方です。
お箸をまったく使っていなかったのに、3歳で転園した先では給食はお箸…(しかも全員使える)となると本人が大変です。
園でお箸を使わない場合は、自宅で使えるように練習しておくという心構えが必要になります。
15:トイトレの取り組みはありますか?何歳から?
こちらも園の方針によって異なります。私が経験したのは以下のパターンです。
- 園での取り組みはなし。家庭でトイレの失敗がなくなるまで、園ではオムツ使用
- 園主導で取り組みあり。2歳からはじめ、年少にあがる頃には全員パンツで登園
- 園での取り組みあり。家庭での状況と連携しながら、個々のペースに合わせて対応
この質問も、小規模保育に通わせる可能性がある方は確認しておきましょう。
理由はお箸と同じです。トイトレ中でオムツを併用している状態なのに転園先では全員パンツ…となると、やはり本人が大変です。すでに羞恥心も備わっているので、自分だけオムツなのは恥ずかしい…などと言って登園拒否などの原因にもなりかねません。
無理して終わらせる必要はないですが、トイトレが完了してない状態で転園する場合は、保育士さんと綿密な連携が必要ですので心構えが必要です。
ちなみに、かちこの子はまさにそのパターンでした〜〜!!
以上、長丁場お疲れ様でした!ここまで読んで下さってありがとうございます。
わたしは全部で3つの保育園に通わせたのと、ママ友から聞いた話も含めていろんなパターンをご紹介しましたが、まだまだ他にもその園その園での決まりがあると思います。
が!どの園も、通ってしまえばそれが自分の中で「保育園とはこういうもの」になります。安心してくださいね!
ただ小規模保育に通う場合(転園を控えている場合)は、最初の環境=常識ではない、と理解しておくだけでも、今後困惑することは減るのではないかな?と思います。
ご自身の状況にあわせて、
「これは別にあわてて聞いておかなくてもいいな〜」
「確かにここは聞いておきたい!」
等々、質問リスト作りの参考になれば嬉しいです。応援しています!
質問しないにしても、「園によっていろんなパターンがある」と
あらかじめ想定しておくための材料になれれば幸いです〜!
ちなみに…登園バッグがわりに愛用したのがトラベルバッグです♡色々使ったけど、結局はおおきくて頑丈なのが一番!そして持っててテンションが上がるのがおすすめです〜〜♡